皆さんは、ブラキシズムとは何かご存じですか?
『歯ぎしり』で間違いではないのですが、全てが『ギリギリ』と音を立てて歯をこする習癖だけではなく、睡眠中に音を立てず『クレンチング』噛みしめ、食いしばる習癖もブラキシズムに含まれます。
あとは起きている時に行われるクレンチングや習慣的に歯を接触されている行為も含まれます。
ブラキシズムには様々なタイプがあり、大きく分けると『寝ている時』と『起きている時』に分けられます。
《寝ている時のブラキシズム》
●歯ぎしり→リズミカルな顎の運動をし、歯の咬耗を引き起こす特徴があります。
●クレンチング→噛みしめ、食いしばりをする事により強い力が特定の歯の集中します。
《起きている時のブラキシズム》
●クレンチング→噛みしめ、食いしばりをする事は歯に強い力が伴い、運動中や力仕事、緊張している時、ストレスなどに反応して行う事が多いそうです。
●普段から歯を接触させている→歯を接触させている行為が習慣化され、歯に弱い力が長時間かかります。
特に寝ている時のブラキシズムを防ぐのは難しく、歯や顎にかかる負担を守る事が大事になります。歯の咬耗により失ってしまった歯質は再生しませんので、『マウスピース』を使用し、今の状態を維持する事が必要です。
逆に起きている時のブラキシズムは覚醒している状態なので、力を抜きリラックスする時間を作る事が大事だと思います。
皆さんも一度自身がブラキシズムをしているか、お口の中を見て頂き、歯医者さんで指摘を受けた事がある方はマウスピースの作成を検討されると良いと思います。