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2024年8月5日

マウスピース矯正とワイヤー矯正はどちらが良いのか?

歯列矯正

マウスピース矯正とワイヤー矯正、どちらを選ぶべき?

歯列矯正をご検討される際、多くの方がマウスピース矯正にするか、ワイヤー矯正にするか悩まれます。インターネット上にはマウスピース矯正のほうが良い、ワイヤー矯正のほうが良いと極端な内容の情報がたくさんあります。ですが、マウスピース矯正、ワイヤー矯正、どちらにもメリットもあればデメリットもあります。よってご検討されていらっしゃる方が何を優先されてご検討されているのかによりマウスピース矯正が良いのか、ワイヤー矯正が良いのか変わってまいります。今回はそれぞれのメリット、デメリットをご説明し、ご検討の際のご参考になればと思っております。

【目次】
マウスピース矯正とは
ワイヤー矯正とは
マウスピース矯正とワイヤー矯正はどちらが良いのか?
まとめ

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正は透明なプラスチック製のマウスピースを使って歯を矯正する治療方法です。ここ数年人気のあるインビザラインはマウスピース矯正になります。マウスピース矯正はどんなものかの特徴を以下にまとめました。但し、個々の状況によって異なります。

・特徴1:目立たないので見た目を気になりません。プラスチック製のマウスピースは透明なため装着していても目立ちません。
・特徴2:矯正中もストレスが少なく日常の生活を過ごせます。食事や歯磨きの際にマウスピースを取り外すことができます。またプラスチック製より滑らかなため、口腔内で違和感が少ないです。
・特徴3:自身のペースで矯正治療ができるため。日常生活をストレスなく過ごせます。
・特徴4:一般的にワイヤー矯正よりも少ない痛みで済むことが多いです。但し、個人差があります。
・特徴5:治療期間が短い場合があります。但し、個人差があります。
・特徴6:通院頻度も比較的少ない場合があります。但し、個人差があります。
・特徴7:大きな歯のずれや複雑な噛み合わせの問題には対応できない場合があります。
・特徴8:マウスピースを外すことができる為、規定の時間マウスピースを装着しないと治療の進行が遅れることがあります。

このようにマウスピース矯正は治療中の見た目が気になる方や自分のペースでストレスなく治療を進めたい方に適しております。

ワイヤー矯正とは

ワイヤー矯正はブラケットとワイヤーを使って歯を矯正する治療方法です。歯科矯正と言えば昔から多くの方がご利用されているのがワイヤー矯正になります。ワイヤー矯正はどんなものかを以下にまとめました。但し、個々の状況によって異なります。

・特徴1:複雑で重度な歯並びや噛み合わせのなどの症例に対応できます。
・特徴2:常に装着しているので治療結果が安定しやすいです。
・特徴3:ブラケットとワイヤーが目立つため、外見を気にする方には不向きです。
・特徴4:ブラケットとワイヤーが頬や舌にあたり不快感を感じることがあります。
・特徴5:矯正中は硬い食べ物や粘着性のある食べ物を避けなければならない場合があります。

ブラケットとワイヤーが目立つため、見た目を気にする方にとっては不向きな治療方法になります。ワイヤー矯正は複雑で重度な症例に対応できる点、効果が安定しているためしっかりと矯正されたい方に適しております。

マウスピース矯正とワイヤー矯正はどちらが良いのか?

マウスピース矯正とワイヤー矯正にはそれぞれ良い点、悪い点があります。マウスピース矯正とワイヤー矯正のどちらが良いかは患者さまのご要望やご状況、好みによりかわります。

●マウスピース矯正
・目立たない
・治療結果が不安定な場合がある
・取り外しができる
・食べ物が限定されない
・口中の違和感が少ない
・自身のペースで治療できる
・少ない痛みで済む場合がある
・治療期間が短い場合がある
・通院頻度も少ない場合がある
・重度な場合は対応ができない
・治療の進行が遅れることがある

●ワイヤー矯正
・目立つ
・治療結果は安定している
・取り外しができない
・食べ物が限定さる
・口中の違和感がある
・自身のペースで治療できない場合がある
・痛む場合がある
・治療期間が長い場合がある
・通院頻度も多い場合がある
・重度な場合は対応できる
・治療の進行が早まる場合がある

上記より、最終的には患者さまの現状の歯並びやライフスタイル、そしてどうなりたいかというご要望に合った方法を選ぶのが良いです。

まとめ

今回は歯列矯正をご検討されていらっしゃる方でマウスピース矯正、ワイヤー矯正どちらが良いのか悩まれていらっしゃる方のご参考になればと思います。どちらにするかお悩みの場合は当院へお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

院長 千葉 倫也

お口のお悩みを総合的に解決できる総合歯科医院
ちば歯科診療室

新潟大学 歯学部卒
新潟大学 医歯学総合病院 研修課程修了
首都圏医療法人にて分院長を歴任
2013年、ちば歯科診療室を開院

日本口腔インプラント学会、国際インプラント学会(ICOI)、日本顕微鏡学会 所属

米国式根管治療マイクロスコープハンズオンコース、USC(南カリフォルニア大学)JAPAN PROGRAM、NYU(ニューヨーク大学)マイクロエンドコース 修了

国内でも数少ないインプラント、審美、矯正治療専門の歯科医院の現場にて、数多の難症例(増骨技術のサイナスリフト、ボーンクラフト等)を9年も担当。特にマイクロスコープを用いた精密歯科治療を得意

お悩みの皆様へ

ちば歯科診療室では出っ歯を治せないか、でこぼこした歯並びを治せないか、コーヒーなどが理由で歯が黄色くなったから白くできないか、ステーキなどを食べると歯と歯の間によくお肉が挟まる、朝から口の臭いがきつい感じがするなどの皆様の疑問やお悩みにお答えしております。いただいた疑問やお悩みにはこちらのブログにて解決方法をお伝えいたします。こんなときどうしたら良いのかなど、お気軽にお問合せくださいませ。皆様の疑問やお悩みをスタッフ一同お待ちしております。

Q

ご質問

20歳になります。ここ2ケ月で急に歯並びが悪くなりました。急激に歯並びが悪くなることはあるのでしょうか?

A

スタッフより

歯に何らかの力が加わると歯並びは変化します。考えられることとして以下の3点があります。
1.歯周病の進行
2.虫歯などが原因で咬合せが悪くなり、歯に大きな力が加わるようになった
3.親知らずが他の歯へ影響を与えている
この場で原因を特定することは出来ませんが、一度ご来院いただければ、原因の特定と適切な治療をご提案いたします。
ご来院を心よりお待ちしております。

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