こんにちは!だんだん秋も本格的になり朝晩は冷えこむ日が続いていますが
皆さん季節の変わり目で体調は崩されてないでしょうか?暖かくしてお過ごしください^^
寒い日のお水って身体も冷えますが、まず一番に口の中に冷たさが広がりますよね。
冷たいものをお口に含んだり、歯ブラシでこすった時にピキッとする様な感覚はありませんか?
しみる症状の原因は歯茎の近くにある可能性があります。
自分の歯をよく見てみると歯の根本の部分が段差になっているところはありませんか?
この状態をくさび状欠損(WSD:Wedge Shaped Defect)といいます。これは歯と歯茎の間の歯頚部と呼ばれる部分の一部が失われることで段差にみえるのです。
歯の表面は硬いエナメル質とその下に象牙質があり、象牙質は硬神経や血管の詰まった歯髄を覆っています。
くさび状欠損では歯頚部のエナメル質が失われることで象牙質が露出してしまいます。
くさび状欠損になるとエナメル質がないた象牙質の下の歯髄にある神経を冷水などが刺激して知覚過敏を起こしやすくなります。また着色しやすい象牙質が露出するためその部分の色が目立つこともあります。
くさび状欠損が起きる理由の一つは歯ぎしりです。
強く噛むことで歯に負担がかかって欠けてしまうのです。また、歯ぎしりが強いと歯茎にも負担がかかることで歯周病が進行する原因の一つでもあります。
痛みや着色が気になる場合は、レジンで欠損部を埋めてあげることで改善できます。
また、くさび状欠損は象牙質が露出することでプラークが付きやすくなったり、虫歯になりやすいといった二次的な問題の原因にもなります。
特に夜寝ている間の歯ぎしりや食いしばりは無意識のうちに起こるものなので、対策方法として夜間マウスピースを装着することです。
当院でもマウスピースの作製を行なっていますので、症状に悩まれていたりマウスピースにご興味があれば気軽にお声かけください!