11歳から12歳の時期になると乳歯が永久歯に生え換わる、お口の中の変化はほぼ終わり、口腔内も安定してきて(乳歯が抜けないや歯肉が腫れたりなど)保護者の方も安心される頃だと思います。
しかし最後に第一大臼歯(6歳臼歯)の後ろに第二大臼歯(12歳臼歯)が萌出し始めてくるので、まだ気が抜けませんね。
保護者による仕上げ磨きを卒業されている方も多くいると思いますが、細部までしっかり磨けているかの確認はまだ必要かもしれません。
しっかり歯ブラシでキレイに保つ習慣を付けないと歯肉炎が悪化し、第二大臼歯が虫歯になる可能性もあります。ひどい状態になると口臭の原因にもなります。
状態に応じて適した歯ブラシや補助用具(フロスやタフトブラシなど)を使用する事が大事なのと食事や睡眠など日常生活が乱れて悪影響が出ていないかもサポートしてあげて下さい。
噛む力が強くなってくると歯ぎしりや食いしばりによる問題も出てきます。虫歯や歯肉炎の状態以外にも習癖を見つけ、正しい情報をお伝えできたらと思いますので定期的な受診をお勧めします。