梅雨入りの時期となり、また紫陽花が色鮮やかに咲く頃になりました。
今回は6歳から7歳の小児の口腔内の特徴をお話ししていきたいと思います。
小学校入学前後あたりから第一大臼歯と言われる6歳臼歯の萌出や前歯の乳歯が抜けて永久歯に生え代わる時期となります。
その頃から顎の発育が大きくなると共に歯列弓(歯並びのアーチ)の成長変化が見られます。
発育や歯の萌出時期には個人差がありますが、例えば顎が小さく萌出する永久歯が大きい、乳歯が抜けず永久歯が後ろから生えてくる、そう言った場合の異所萌出には注意しなくてはいけません。
また萌出した第一大臼歯(6歳臼歯)は虫歯への予防がすごく大事です。年長さんあたりから、食べる事や洋服の着替えなど自分で出来る様になり間食の種類も増えてくると思います。歯ブラシも自分で磨ける様になりますが、親御さんの仕上げ磨きは欠かせません。歯と歯の間を磨くフロスや第一大臼歯(6歳臼歯)への歯ブラシは意識してあげて下さい。
第一大臼歯(6歳臼歯)の仕上げ磨きの歯ブラシは大きいヘッドより『小さいヘッド』の方が届きやすく『寝かせ磨き』が磨きやすいと思います。
それと新しく萌出してした永久歯に高濃度のフッ素塗布は効果的です。萌出途中の第一大臼歯(6歳臼歯)は虫歯に対しての抵抗力が弱い為、定期的な歯科受診でフッ素塗布をお勧めします。
月~金:10:00~13:30/15:00~19:30
土:10:00~13:00/14:00~17:00
休診日:日曜・祝日
当院は虫歯治療・歯周病治療・予防・インプラント・入れ歯・審美治療・親知らずの抜歯など、様々なお口のお悩みに対応した治療を行っており、これまでに培ってきた技術と最新の設備によって、患者さんに「プラスアルファ」を提供できる歯科診療を行っています。