下顎の奥歯にインプラント手術を行ったケースをご紹介します。
抜歯した歯が、ずっと割れた状態でお口の中に残っていたため、周りの骨が大きく吸収していました。
そのため、写真の赤丸で囲っている、下顎管と呼ばれる部位付近まで骨が吸収していました。
インプラントを埋め込む際には、この下顎管より約3ミリ以上離れたところまでしか埋め込めません。
なぜなら、下顎管の中には、下顎の感覚をつかさどる、大元の神経が通っており、それを誤って傷つけたりすると
感覚マヒという後遺症が残る場合があります。
このケースでは、このまま手術することができなかったため、最初にインプラントに必要な骨を作る増骨手術をしました。
同時に骨がある手前にはインプラントを埋めてます。
約半年ほど待って、十分な骨ができたのを確認して(青で囲った部分)、安全にインプラント手術を行いました。
月~金:10:00~13:30/15:00~19:30
土:10:00~13:00/14:00~17:00
休診日:日曜・祝日
当院は虫歯治療・歯周病治療・予防・インプラント・入れ歯・審美治療・親知らずの抜歯など、様々なお口のお悩みに対応した治療を行っており、これまでに培ってきた技術と最新の設備によって、患者さんに「プラスアルファ」を提供できる歯科診療を行っています。