上あごの奥歯にインプラント治療をご希望される際に、しばしば問題になるのが
インプラントを埋め込むのに必要な骨の量が足りないということです。
上あごの奥歯の上方には、上顎洞といわれる空洞があり、それにより必要な長さのインプラントを埋め込みだけの骨が足りないケースが多いのです。
約40%以上の方が、骨が足りないといわれてます。
このような問題を解決するために、上顎洞内に骨造成を行い、足りない骨を補う方法があります。
ただし、大きく骨が吸収している場合は、インプラントを埋め込む穴とは別の部位に骨窓を開ける必要があるため手術後の腫れや痛みが通常のインプラント手術よりも大きくなることがほとんどです。
また状況によっては、骨造成とインプラントの埋め込みを分けて行う必要があり、治療期間が半年ほど伸びてしまう場合があります。
しかし、骨が3~4㎜程度まで足りない場合は、インプラントを埋め込む埋め込む穴から専用の器具を用い骨造成を行い、かつ同時にインプラントを埋め込むことが可能です。
①術前
約3ミリ骨が足りません
術後
ドーム状に骨造成されています。(黄色線)
②術前
術後
術後の腫れや痛みも軽減でき、治療期間の短縮にもつながります。
もちろん術前の精密検査は欠かせず、専門的な技術・知識を習得し専用の器具が必要となることは言うまでもありません。
当院では、状態に合わせて様々な骨造成術を行っていますので、骨が足りなくてインプラントが難しい、と言われた方はお気軽にご相談ください。
月~金:10:00~13:30/15:00~19:30
土:10:00~13:00/14:00~17:00
休診日:日曜・祝日
当院は虫歯治療・歯周病治療・予防・インプラント・入れ歯・審美治療・親知らずの抜歯など、様々なお口のお悩みに対応した治療を行っており、これまでに培ってきた技術と最新の設備によって、患者さんに「プラスアルファ」を提供できる歯科診療を行っています。