今日は「WSD(くさび状欠損)」について
お話しさせていただきます。
WSD(くさび状欠損)とは、歯の根元にできるくさびの形をした歯茎近くの削れのことです。
程度によりますが、歯がこのような状態になると、冷たいものがしみやすく知覚過敏の原因にもなります。象牙質が剥き出しになることで、しみやすく、また虫歯にもなりやすくなります。
それでは一体どのような原因でこのようになってしまうのか、どのように治療していくのかお話します!
・くさび状欠損(WSD)の原因
①過剰な食いしばり・歯ぎしり
強く歯を噛み合わせた時に歯は若干たわみ、力の集中するところで歯が壊れてしまいます。
② 悪い噛み合わせ
食いしばりや歯ぎしりがなくても、噛み合わせが悪いことにより過剰な力がかかる場合もあります。
・くさび状欠損(WSD)の予防
①マウスピースを作成し、就寝中の歯ぎしりによる過度な噛み合わせの負担を軽減させる。
② ボトックス注射を行い、噛むために使う筋肉(咬筋)」の力を弱めることでそもそも食いしばり、歯ぎしりが起こらないように筋肉の動きを抑制する。
・処置方法
しみる症状が出ている場合は、しみ止めの薬を塗布します。
それでもひどく染みる、または欠けが大きい場合は、そこに歯科用のプラスチックの詰め物を詰める時もあります。
・最後に
くさび状欠損は早期発見、早期治療、改善することで酷くなるのを防ぐことができます。
最近、歯茎が下がってきたな、歯の根元がえぐれてきたな、歯がしみるな、など感じることがあれば、お声がけください!

