皆さんこんにちは!
今回は喫煙についてのお話しをしようと思います。
タバコの煙が最初に通過するお口の中は喫煙の悪影響が貯留する器官であり、特に歯周組織への影響はタバコの煙による直接的な影響と血液を介した間接的な影響の2つが関わっています。
タバコに含まれる有害物質である「ニコチン」には末梢血管を収縮させ歯肉上皮化毛細血管への血流量が減り、炎症歯肉の出血が少なくなります。これにより炎症症状が分かりずらくなってしまいます。
他にも数10種類のは発ガン性物質を含む「タール」が歯の面に付着し歯の着色の原因になります。
また、歯だけでなく歯肉にも喫煙時の口腔内の乾燥や有害物質の直接的作用によってメラニン沈着が起こります。
実は受動喫煙によって喫煙と無関係の小児の歯肉にもメラニン沈着が及んでしまいます。
実はここには書ききれないくらいもっと沢山の悪影響があります。本当に喫煙はお口にとってよくありません。しかし辞めたくても辞めれない方が多くいるのは事実です。少しでも禁煙に興味を持っていただけたら幸いです。
もっと喫煙についての悪影響が知りたい!禁煙興味あるけど何から始めたら良いか分からない!という方はぜひ歯科衛生士にお話ししてくださいね。