
フッ素には大きく3つの効果があります。
①歯の再石灰化を促進
歯が酸によって溶けだされたカルシウムやリンがフッ素によって再石灰化され、歯の表面が修復されます。
②歯質を強化
フッ素が歯の表面に取り込まれることで、酸に対する耐性を高めます。フッ素が取り込まれるとフルオロアパタイトという強固な物質に変わります。フルオロアパタイトは通常のエナメル質よりも酸に強く、酸によるダメージを受けにくくなります。
③虫歯菌の抑制
口腔内にいるミュータンス菌は、糖を分解して酸を作り出し、歯のエナメル質を攻撃します。フッ素はこの酸を作る力を弱め、エナメル質へのダメージを軽減します。
推奨されるフッ素濃度
歯の萌出~5歳までは1000ppmを適量
6歳から14歳は成人と同様
「1500ppmを2cm程度」
歯磨きの後のうがいは少量で1回のみの方が虫歯予防の効果がたかいです。歯磨き粉を正しく使用して虫歯を予防していきましょう。