こんにちは!11月も後半に入り本格的に寒くなってきましたね!
健康な歯茎の色はコーラルピンク、サーモンピンクといったきれいなピンク色をしている状態ですが、
“ 以前よりも黒ずんでみえる。”
そんなふうに見えたことはありませんか?
加齢に伴って歯茎が黒くなったのか 、何か病気なのか、年を取ると歯茎にもいくつかの変化が現れますが、歯茎の黒ずみが目立つようになった場合は、加齢以外の原因も考えられます。
確認してみてほしいポイントは歯茎が黒い部分に被せ物が入っていないかどうかです。
もし入っていてる場合、被せ物が金属のレジン前装冠やメタルボンドなど見た目は白いが中にメタルが使われているものを被せている場合はメタルタトゥーが疑われます。
メタルの部分から金属イオンが溶け出して歯茎に沈着することが歯茎を黒ずませる原因として臨床でも広く見られます。
歯茎が黒い部分の歯に被せ物をしていない場合は、その歯の根面に虫歯ができている可能性も考えられます。これは「根面う蝕」と呼ばれるもので、これも歯茎が下がったときに起こりやすくなっています。
もし広い範囲で歯茎が黒くなっている場合は、「メラニン色素の沈着」が疑われます。
とくに喫煙習慣がある方は、タバコの煙によって歯茎にメラニン色素が沈着しやすくなります。
その他、口呼吸や紫外線による影響、歯周病が進行していくと歯周組織の破壊が進み、歯茎の血流が悪くなることで全体的に黒く見えることがあります。
当院では始めにお伝えした原因のメタルタトゥーにならない被せ物も自由診療でいくつかご用意しております。気になる方はお声掛けください。